【年収400万→600万】SEの具体的なキャリアプランを紹介しよう(検証済み)




【年収400万→600万】SEの具体的なキャリアプラン

口には出さないにしても、「年収を増やしたい」と思っているシステムエンジニアは多いですよね。

しかし、そう簡単に年収は上がらない…本当に…

 

私も年収の悩みはずっと感じていました。

年収400万だと自由に使えるお金はほとんどなく、将来家族を持った時のことを考えると本当に不安でした。

私は27歳の時に408万円の年収を脱出すべく行動し、30歳で年収600万、32歳では700万の年収となっています。(次回昇進では800万に乗せる予定)

簡単に言ってしまうと転職をしたのですが、ただ闇雲に転職をしただけでは年収を上げることはできません。

年収を上げるには「しっかりしたキャリアプラン」が重要なのです。

 

今回は、私が実践・検証してきた年収400万→600万以上に上げるための具体的なキャリアプランを紹介していきます。

年収をアップさせて自分の未来を変えるべく、今から動き出しましょう!

 

SE/プログラマの平均年収は433万円

まず最初にIT業界全体のSE/プログラマの平均年収をしっておきましょう。

SE/プログラマの平均年収:433万円
(転職サイトdodaより)

いかがでしょうか?

 

もう1つ知っておいてもらいたいことがあります。
IT業界全体の平均年収です。

IT全体の平均年収:463万円
(転職サイトdodaより)

いかがでしょうか?

そう、IT業界のメイン職種でもあるSE/プログラマの年収は、IT業界全体の年収よりも低いのです。

ここで「ふーん」で終わらないでください。すごく重要なことです。

 

なぜ、IT業界全体の年収よりもSE/プログラマの年収が低いのか?

それはIT業界の構造が大きく関係しています。

この構造を知ることが年収を上げるためのキャリアプランを考える上で最も重要なことなのです。

IT業界はゼネコン構造のため、下請け企業の報酬が低い

「ITゼネコン」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

ITゼネコンとは、顧客からシステム開発を元請け企業が受注し、下請け企業にシステム開発を依頼するという構造です。

元請け企業は、NTTデータや日立製作所、富士通、野村総研、CTCなどの大手IT企業を指し、顧客から直接受注した案件を「元請け案件(プライム案件)」と呼んだりします。

 

当然ながら、顧客からのシステム開発費用は元請け企業に支払われ、その開発費用の中から下請け企業への開発費用が支払われます。

このため、下請け企業はどうしても収益が落ちてしまうのです。

「何をいまさら」とIT業界で働いている人は思っているかもしれませんが、これが最も重要なことです。

下請け企業時代の体験談

私の体験談をお話させてください。

私は下請けの下請け、いわゆる『孫請け企業』でした。
それはもう想像を超える劣悪な環境です。

年棒制で408万円…つまり残業代は一切出ません。深夜残業や休日出勤も当たり前です。

休みの日にトラブルで呼び出されることも多かったですね。

 

とあるプロジェクトのプロジェクトリーダーを担当したときのことです。

プロジェクトマネージャは元請け企業の人でした。

私はプロジェクトのために残業・休日出勤をして働き、プロジェクトを無事に成功させました。

一方、プロマネは特に何もせずに「報告をしろ」と言ってくるだけ。

しかし、そんなプロマネの方が収入が圧倒的に高かったのです。
(具体的に言えば、800万以上もらっていると聞きました)

あー、これが現実なんだ…と自分が嫌になったのを覚えています。

 

おそらく、あなたも似たような経験があるはずです。

「なんでアイツが自分より給料がいいんだ」と。

出世をして給料を上げることもできますが、最も効果的なことは転職をして元請け企業に入社をすることなのです。

年収を増やすならプロマネを目指せ

さて、ここで先ほどの平均年収の話に戻ります。

SE/プログラマの平均年収は『433万円』でした。

では、プロジェクトマネージャの平均年収はいくらなのでしょうか?

答えは『670万円』です。(転職サイトdodaより)

 

いかがですか?

SE/プログラマの平均年収よりも237万円も高いのです。

「自分は能力が無いから仕方ないんだ…」と諦めているのならともかく、

「なぜ自分は能力があるのに安いんだ?」と思っているならもう答えは明確です。

 

つまり、年収400万→600万に上げるための転職とは、『SE/プログラマ → プロジェクトマネージャ』へのキャリアアップのことなのです。

では、具体的なキャリアプランを紹介していきましょう。

大手IT企業のプロマネになるためのキャリアプラン

年収400万→600万に上げるためには、『SE/プログラマ → プロジェクトマネージャ』へのキャリアアップが最も効果的です。

どのようなキャリアプランを立てればいいのでしょうか?

意外にも答えは簡単です。

①下請け企業でプロジェクトマネージャ相当の仕事を経験する
②元請け企業に転職する

この2点だけ。拍子抜けしましたか?

①下請け企業でプロジェクトマネージャ相当の仕事を経験する

『プロジェクトマネージャ相当の仕事をする』というのは、当然ならが元請け企業に転職するための『職歴を作ることが目的』です。

転職する際には、職務経歴書という書類を作成します。

簡単に言えば、「私は○○の仕事をしてきました、だから○○なことができます」という証明のための書類です。

つまり、プロジェクトマネージャ相当の仕事をしてきたと職歴に書くことで、プロジェクトマネージャとして活躍ができますとアピールするために、下請け企業で実績を作っておきましょう、ということ。

 

こんなことを言うと、
「そんなこと言っても、下請け企業がプロマネなんて担当できるわけないだろ」という言う声が聞こえてきそうですね。

それは半分正解ですが、半分は間違いです。

確かに、元請け企業がプロジェクトマネージャとして参画するプロジェクトがほとんどでしょう。

 

しかし、プロジェクトマネージャの仕事を代わりにあなたがすることはできるはず。

上流工程からの参画を希望して要件定義書を書き上げたり、WBSを作成してスケジュール管理をしたり、課題管理台帳を作成して課題管理をしたり…プロジェクトマネージャの仕事を自ら希望し、職歴を作っていきましょう。

下記も参考にしてみてください。

プロジェクトマネージャの仕事内容とは?現役PMがざっくりと説明

②元請け企業に転職する

さて、プロジェクトマネージャ相当の仕事を1つや2つやってきたとしましょう。

あとは元請け企業に転職するだけです。

まずは企業調査からですよね。

元請け企業の一覧を洗い出しますが、個人で洗い出すとすごく時間がかかりますし、そもそも元請け企業は求人を一般公開しない場合がほとんどです。

なぜなら、求人を一般公開するということは、自分の会社の戦略だったり、弱みだったりを公開していることになるからです。

なので、転職エージェントに登録して面談をした方がいいです。

>> 転職エージェント doda に相談してみる

 

コツとしては、転職エージェントに登録する際に、希望の業界と職種をきっちりと書くこと。

具体的には、
「○○業界のシステム開発のプロジェクトマネージャを担当できるように元請け企業に転職したい」
ということです。

○○業界というのは、銀行・証券・保険・建設・電力・ガス・通信・化学・鉄鋼・海運・鉄道・商社・小売・広告などのことを指します。

このように業界と職種を具体的に提示することで、転職エージェントも面談までの間に企業をピックアップしておいてくれます。

 

ここで少し疑問に思うことはありませんか?

「大手IT企業に転職しようにも、そんな大手IT企業が求人を募集しているのか?」

ということです。

 

しかし、そんな心配は不要です。

近年のIT技術の進歩によって、IT業界は過去にないほどのエンジニア不足に陥っているからです。

背景からお話しましょう。

IT投資が企業の存続に関わる時代になっている

近年のIT技術の進歩は目を見張るものがあります。

これまで、多くの企業は『業務効率化のためのシステム投資』をしてきました。
言わば、人手作業の自動化です。

自動化にすることでコストを削減させたり、品質向上による顧客満足度の向上を目的としてきました。

 

しかし、ここ数年の企業は『売上アップのためにシステム投資』とすることが多くなってきているのです。

例えば、金融系では、フィンテックと呼ばれる『金融+テクノロジー』が主流になってきています。

例えば、『金融商品+人工知能』の組み合わせで、低コストで利益率の高い金融商品を顧客に提供する事例があります。

 

また、IoTと呼ばれる『あらゆるものがインターネットと繋がる』ことも一般的になってきています。

例えば、『コンタクトレンズ+インターネット』の組み合わせで血糖値を管理し、糖尿病患者の医療支援を行う事例もあります。

他にもあがるときりがありませんが、言いたいことは、IT投資をすることが企業の存続に関わる時代となっているのです。

大手IT企業も人材不足から中途採用が増えている

IT投資が企業の存続に関わる時代。

当然ながら大手IT企業はその影響を大きく受けます。

過去にないほどのシステム開発プロジェクトが立ち上がっているのです。

 

そんな中、大手IT企業は深刻な人材不足の危機に陥っています。

というのも、これまで大手IT企業は、高学歴の学生を新卒採用し、じっくりと育成をしてきました。

今後も新卒採用の数を増やして優秀な学生を大量に採用する流れは変わらないでしょうが、なんせ、育成には時間がかかります。

そんな状況を受けて、即戦力となる人材を中途採用(キャリア採用)する大手IT企業が増えているのです。

 

ちなみに、2018年11月4日時点のプロジェクトマネージャの求人数は『757件』もありました。

これは、転職サイトdodaで一般公開されている数なので、非公開求人も入れると1000件を超える数になることが想像できます。

若いうちからのプロマネ経験が転職のハードルを下げる

年収を400万→600万に上げるためには、プロジェクトマネージャに転職することが最も効果的。

そして、プロジェクトマネージャになるには下記の2つのキャリアプランが必要だとお話してきました。

①下請け企業でプロジェクトマネージャ相当の仕事を経験する
②元請け企業に転職する

転職する際に、プロジェクトマネージャの経験は必須です。

これは前述したように、採用企業側が『即戦力となる人材』を求めているからです。

企業側のニーズを答えるためにも、できるだけ早くプロジェクトマネージャの経験をした方がいいでしょう。

 

なぜなら、年齢を重ねれば重ねるほどにプロジェクトマネージャの経験ハードルが高くなってしまうからです。

20代ならプロジェクトマネージャの経験があるだけで有利なのですが、30代では1つや2つのプロジェクトマネージャの経験は当たり前と思う企業も多くなってきます。

40代となれば億超えの大規模なプロジェクトを担当したことが求められるかもしれません。

 

このため、できるだけ早くプロジェクトマネージャを経験し、転職活動をした方がいいです。

また、国家資格である『プロジェクトマネージャ試験』に合格しておくと、さらに転職を有利にすることができます。

下記を参考にしてみてください。

プロジェクトマネージャ資格による年収・難易度・転職・価値を解説する

(参考)私のキャリアプランの実践記録

私のキャリアプランの実践記録を紹介しておきます。

私は某下請け企業(正確には孫請け企業)に入社し、27歳で年収408万円でした。

年収が低いにも関わらずハードワークだったので、転職を決意したのですが、汎用機系のプロジェクトしか経験したことしかありませんでした。

具体的にいうと、『COBOL』という古い開発言語のプロジェクトしか経験がなかったのです。

これがどれだけ致命的なことか。

Web系エンジニアの求人件数:3060件
汎用機系エンジニアの求人件数:165件

汎用機系のエンジニアは、全体のたったの5%しか求人件数がなかったのです。

 

私は焦りました。

このままだと求人件数はどんどん減っていくに違いなく、さらに年齢を重ねるとWeb系への転職の難易度も上がると感じたからです。

私はどうすれば年収を上げられるかキャリアプランを考えました。これは前述したようにプロジェクトマネージャの経験をして、大手IT企業に転職するというプランです。

 

しかし、それ以前に、私の会社ではWeb系のシステム開発プロジェクトがほとんどなかったので、まずはWeb系システム会社に転職したのです。

つまり、Web系システム会社(下請け)に転職することから始めたのです。

Web系システム会社に転職して2年働き、その後、大手IT企業に転職するという2段階の転職を経ました。

その後、30歳で600万円、32歳で700万円という年収に上がったことは前述した通りです。

 

この記事を読まれた方は、ぜひ早く動くことをお勧めします。

私の感覚ですが、転職は35歳を超えると難易度がアップするので、30代前半で行動した方がいいです。

まずは転職エージェントに登録して自分の需要や、企業の求人内容(求めるエンジニア像)を知ることから始めたらいいと思います。

そして、求めるエンジニア像になるべく、現在の会社で仕事を選ぶ(希望する)ようにしましょう。

>> 転職エージェント doda に相談してみる

さいごに

システムエンジニアの年収を400万→600万に上げるキャリアプランを紹介してきました。

まとめ

・SE/プログラマの平均年収は433万円
・IT業界はゼネコン構造のため、下請け企業の報酬が低い
・年収を増やすならプロマネを目指せ
・大手IT企業のプロマネになるためのキャリアプラン
・IT投資が企業の存続に関わる時代になっている
・大手IT企業も人材不足から中途採用が増えている
・若いうちからのプロマネ経験が転職のハードルを下げる

私は27歳で年収408万円、しかも深夜残業や休日出勤が当たり前という過酷な労働条件で働いていました。

そんな中、転職エージェントで面談をした時、光が差し込むの感じたことを今でもはっきりと覚えています。

「この状況を変えることができるかもしれない…!」

 

希望を見出せた後は、仕事への取り組み方も180度変わりました。

自ら担当範囲外の仕事(プロジェクトマネージャの仕事)を引き受けるような人材になったのですから。

周りの評価も上がり、転職先が決まったときには多くの人が退職を惜しむと同時に、背中を押してくれました。

ぜひ、あなたの未来も変わることを願っています。

>> 転職エージェント doda に相談してみる






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